琉球硝子の伝統を守り続けている工房、奥原硝子製造所。ガラス工房では、ガラス作り体験も出来る。

奥原硝子製造所

創業以来、琉球硝子の伝統を守り続け、廃瓶を利用している奥原硝子製造所の製品は、使いやすさを意識したデザインで、ポッテリとした昔ながらの深い味わいがいきづいている。昭和27年創業。現代の名工・桃原正男氏の工房だ

 奥原硝子製造所が創り出す琉球硝子の魅力は、現代の名工・桃原正男氏が、伝統の技法でひとつづつ制作しているところだ。最近の民芸店に並ぶ硝子は、スタイルこそ琉球硝子だが、工法は大量生産で、作品とはほど遠くお土産のような軽薄さを感じる。特に手にしたときの風合いや安定感は、本来の琉球硝子の比ではないことが一目瞭然。
本物の琉球硝子作家がこだわる、「廃瓶の再利用と手作り」が、大量生産の硝子と違う「作品の存在感」に大きな違いを見せているのだろう。
使いやすさと安定感、そして頑固に守り続けてきた技法が、現代の名工・桃原正男氏が創り出す琉球硝子の特徴だ。
ガラスを空にかざすと、沖縄が見えてくる。ほどよく入った気泡がキラキラ輝き、南国の暖かさが手のひらに伝わってくるようだ。本物の琉球ガラスは沖縄そのものなのだ。

よく冷えたビールを琉球ガラスで飲む。今年の夏を本格的に楽しみましょう。

奥原硝子製造所
代表者 桃原正男

沖縄県那覇市字当間1-1 那覇市伝統工芸館内
ガラスづくり体験あり