ガラス工房 日月の作品は、再生ガラスを使用する本物の琉球ガラスです。

工房 日月  與那原 みよ

琉球ガラスの魅力に惹かれ、京都から沖縄へ移住。以降研究を重ね、古来の伝統技法で作品を創り続けている作家、與那原みよ氏。
明治時代から伝わる技法にこだわり、戦後の廃瓶を利用した製法を用いて、現在に本物の琉球ガラスを蘇らせている作家だ。材料として主に用いるのは泡盛の瓶。厚みと風合いを持った琉球硝子は、お土産物屋に並ぶそれとは比べ物にならない程の存在感を持っている。これぞまさに究極の「光の造形美」といえるだろう。拘りながらひとつづつ丹念に仕上げて行く仕事だけに、ひと月に作られる数は限られている。それだけに、入手はとても困難となっている。

ライフスタイルとガラス。彼女のこだわりはガラスだけではなく、沖縄で暮らすライフスタイルそのものが作品のように感じられる。読谷村の豊かな自然にとけ込むように佇む工房「日月」は、絵に描いたような楽園を彷彿させる。
開放感たっぷりの工房に並ぶ琉球ガラスは、その名の通り、太陽と月の光を浴びて、幻想的な色を映し出している。
最近、数多くの雑誌に取り上げられ、全国的に注目を浴びだしたこともあり、與那原氏の琉球ガラスは、さらに入手困難となってしまったのが、とても残念でならない。彼女が一人でひとつづつ作っているので、仕方がないと諦めるしかない。
伝統技法を用いながら、独自の感性をガラスに吹き込んだ日月の琉球ガラス。ずっしりとした重さと、繊細な色つけは、ガラスの陶器をイメージさせる、豊かな風合いを携えている。次の入荷がとても楽しみだ。