ガラスの美しさを最大限に引き出した名品 ロブストの琉球ガラス

ガラス工房 ロブスト

うるま市にある小さな工房、ロブスト。ご夫婦で営むその工房は、民家が立ち並ぶ静かな場所で、穏やかな日常の暮らしに寄り添うように溶け込んでいた。
今、ロブストの作品は雑誌やインターネットを通じて大きな反響を呼んでいる。ロブストの美しい硝子を手にすると「どんな人が創っているのだろう」と誰もが思うだろう。

琉球ガラス作家 池田章洋さんは東京都出身。20代の頃、旅行で訪れた沖縄の琉球ガラスに魅せられ、1998年に沖縄へ移り住んだ。数年の修行期間を経て、2004年にガラス工房ロブストを設立。リサイクルガラスの風合い(色味や気泡)を活かし、「いつまでも永く使ってもらえるような」器づくりを心掛けて生み出される作品は、温和な笑顔で語る池田さんの人柄を映すように、穏やかな美しさを携えている。
「言葉で表現できるようなこだわりはありませんが、形やデザインに自然と現れてくるものだと思っています。」
そう語る彼の手でつくりだされた器達を手に取ると、指先から心地良いぬくもりが伝わってくるようだ。


工房では、いろいろなデザインの器をひとつひとつ丁寧に観せていただいた。自身の手で生み出された作品を手に取りながら、照れくさそうに、嬉しそうに説明する池田さんの表情は、我が子を紹介する父親の目をしている。
じっくりと様々な色合いの器を手にするうち、不思議と透明ガラスの器に手がのびる。再生ガラスの、なんともいえない柔らかな透明感に惹き込まれ、時間が止まる。池田さんは「ガラスそのものが好きな人は、みなさん透明ガラスの器をよく選ばれていますね。」と、やはり父親のまなざしで微笑んでいた。

「日々の暮らしの中で、器から楽しい会話や時間が生まれたらうれしいです。」

池田さんにとって、物づくりの仕事がしたいと思うきっかけとなった琉球ガラス。そして現在、ロブストの琉球ガラスを手にして魅せられている多くの人がいる。夢が形になって新たな夢を生む。そんなロブストの琉球ガラスを一度手にしてみてください。


ガラス工房 ロブスト
代表者 池田章洋