工房では、職人さんがそれぞれの作業を黙々とこなしていた。さっきまで奥にいたかと思えば気が付けば目の前に、そして、二人掛かりの作業も阿吽の呼吸であっという間に仕上げる様は、まさに職人技。ガラスに向かう真剣な表情と見事な作業に撮影を忘れ、カメラを手に立ち尽す。
「そんなとこ立っていないで、中へどうぞ。」
躊躇している私を気遣って、代表の松田さんはポツリポツリと話しかけてくれた。作業中の真剣な表情とは違うやわらかな笑顔に、すっかり緊張も解けて、職人技と琉球ガラス誕生の様子にひたすら感動し、随分と長い時間、見惚れてしまった。
日々の暮らしの中で琉球ガラスを・・・
作家の松田清春さんは優しく微笑みながらこう語る。
「琉球ガラスは、ただ飾っておくだけではいけない。私たちは琉球ガラスを使ってもらうために作っているのだから。」
琉球ガラスを『大切にする』ということは、日々の暮らしの中で『使う』ということなのだ。
ガラス工房 清天
代表者 松田清春
沖縄県中頭郡読谷村座喜味162
琉球ガラス手づくり体験あり

右の写真:しっかりとした厚みでつくられるダイナミックなひねり模様のオリジナルグラスは『ガラス工房清天』の代表作。
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