本物のシーサーを求めて、たどりついた工房をご紹介します【OZ沖縄ギャラリー】
琉球が愛し続けて来た守り神
沖縄では今でも多くの家の屋根にシーサーを見ることができる。シーサーは家を守る獅子で、本土の狛犬と源流が同じとされているが、
シーサーはその昔、沖縄の瓦職人が、屋根の仕事をさせてもらったお礼に、余った材料で創って屋根に置いたとされている。それぞれに職人の個性があり、シーサーを見れば誰の仕事かが解ったそうだ。いわば屋根仕事の烙印のようなものだったのかもしれない。材料は、余った瓦と漆喰。当然プロの造形作家ではないので、出来上がりは小学生の粘土細工の様。だからあのように、暖かくて味があって、ひょうきんな表情をしているのだろう。本物のシーサーを求めて、たどりついた工房をここでご紹介します。
昔ながらの製法で作品を次々と世に送り出し、幅広い年代層に支持を受けている作家「ゆしびん」諸見里剛氏。彼の作るシーサーは、情熱的でユーモラスだ。
育陶園は300年の歴史を誇る壷屋焼窯元。やちむんのふるさと壷屋で、シーサー・日用雑器を柱に、壷屋焼の伝統技法を今に伝える沖縄を代表する工房。
自由な創造力で、優しく人の心に共鳴してくる、愛らしいシーサーを生み出す作家。手に取ると焼きたてのパンのような温もりを感じる心地よい作風。