シーサーを芸術品に押し上げた壷屋の名工、育陶園をご紹介します


300年の歴史を誇る名工「育陶園」は、沖縄の歴史とともに歩んだ壷屋焼窯元だ。沖縄工芸発祥の地である壷屋で、シーサー・日用雑器を作り続け、壷屋焼の伝統技法を今に伝えている。
 育陶園のシーサーは、しっかりしたフォルムを持ちながら、一つ一つが手作りのため、暖かい風合いと、豊かな存在感を醸し出している。シーサーを芸術工芸に押し上げた先代の卓越した工法を、300年という永い時を継承し続けてきた、本物のシーサー工房だ。
育陶園では、大小様々なシーサーが作られているが、今回注目したのが、高さ5センチ程の小さなシーサーだ。小さいながらも、細部にわたり細やかな細工が施されているところが、名工ならではの仕事だ。

熟練の線彫り技術
育陶園では、土作り・釉薬作りから手がけている。土は沖縄で取れる赤土・白土をベースに、独自の陶土を使用しているため、沖縄の焼き物ならではの、 温かな味わいを演出している。

窯主 高江洲 忠
育陶園6代目の窯主。 脳梗塞を患いながらも 精力的に仕事をこなし
06年沖縄現代陶芸展では、金賞【県知事賞】を受賞。
名実共に育陶園を引っ張り続ける存在である
昭和47年 父 高江洲育男氏に師事、昭和53年 鈴木五郎氏に師事。その後、沖展入選、那覇市長賞、高江洲康宜賞など数々の賞を受賞している。



【育陶園 店舗】住所■〒902-0065那覇市壺屋1-22-33